2018年10月9日火曜日

今やっても名作と感じられる PSゲーム

PSクラシックも登場するので、「今やっても名作じゃないかな?」と思うゲームを紹介したいと思います。 当時、面白かったゲームは他にもあるのですが、今では上位互換になってるようなゲームもあります。その場合、今やっても面白いと感じないのではないか?と思い排除しました。 そのため比較的、独自性が高いゲームばかりで構成されています。


夕闇通り探検隊

1999年にスパイクから発売されたアドベンチャー。 インディーズゲームだけあって最初は知名度が低く人気がなかったが、動画サイトで実況プレイされるようになってから、人気が高まった印象。 邦画風ホラーゲームと言えばこれなんじゃないでしょうか。

良かった点

実写ベースのグラフィックで、リアル感がある

グラフィックはアニメタッチではなく、 実写画像をベースにやや水彩画風にすることでリアル感を出しており、まるで邦画ホラー映画を見ているかのような感覚でプレイできる。

ホラー演出が一線を画する

大きな音や突然の飛び出しなどで驚かせたり、グロい演出する部分がない。 イベントに入るとgoogleストリートのような映像で360度を見渡すような操作をユーザにさせる。 そこでぐるぐる探しまわしているうちに突然幽霊が画面に入り込んでくるという形でホラー感を演出。 リアル感を出したゲームならではの演出なのかもしれません。

何気ない学園生活を織り交ぜてメリハリをつけている。

昼の行動は学園生活となっており、怖い噂などを集める作業となる。 また何気ない日常の会話も交わすことができ、まるで学生時代に戻ったかのような雰囲気。 ずっとホラー一色で緊張させずにホラー感を排除する時間帯を十分に作ることでメリハリ感をつけている。

気になる点

攻略難易度は高め

毎日の活動に時間制限があるため、他のアドベンチャーゲームのようにダラダラとはできず、ゲームオーバーを繰り返すハメになることになる。他のゲームと比べ攻略難易度が高いところで評価が分かれるところ。

価格が高い

傑作と呼ばれるインディーズゲームは流通しているソフト量が少ないため、高い価格で取引されます。夕闇通りもamazonで6万円とかゲーム本隊価格レベルでおかしい。自分でやるのも手間なのでゲーム実況で十分な気がします。

トワイライトシンドロームシリーズがお薦め

夕闇通り探検隊の前身ともいえる「トワイライトシンドローム」シリーズが手頃な価格でお薦め。夕闇に負けないレベルの名作で2000~3000円で買えますし、攻略難易度も低めです。


シルバー事件

グラスホッパー・マニファクチュアが1999年に発売したアドベンチャー。ディレクターは須田剛一さん。通称「sudaゲー」の代表格となるゲーム。 どっぷりハマる人とそうでない人ではっきり分かれる。

良かった点

宮本崇さんのイラストに魅了される

当時、ついジャケット買いをした人も多いのではないでしょうか。 イラストから伝わる美しさ、そしてサイコパス感で中身を期待してしまいます。 シルバー事件の魅力は宮本崇氏のイラストが70%と言っても過言ではないと思ってます。

奇抜なUIと3Dポリゴン、そしてイラストの融合力がすごい

PSは3Dの黎明期だったのもあり、優れたデザインのゲームが少なかった印象です。その中でシルバー事件が見せる3Dポリゴンとイラストの融合の美しさは、他ゲームを圧倒していた印象でした。

デザインの雰囲気を裏切らない尖ったストーリー

現在社会の闇を描いたような事件内容多く、どことこなくサイコパス感漂う人間が多く出てきます。 斬新なストーリーで、早く先が読みたい小説のような感覚で、ついついストーリーを進めてしまいます。

気になる点

操作の自由度は低くゲームやってる感覚があまりない

須田ゲーは操作性を狭めて、ユーザを誘導する印象があります。アドベンチャーといっても謎解きというよりもシナリオを進めていく感覚が強い。 ゲーム的な要素は低いため、がっかりしたというレビューも少なからず見かけます。

steamでも販売

PCでやってる人にはsteamで買うのお薦め。3Dグラフィックは大きく向上させた印象はりますが、雰囲気は壊していないです。


高機動幻想ガンパレード・マーチ

2000年にソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたゲーム。 どこのサイトでも「PS時代の名作」として必ず取り上げられています。 ガンパレード・マーチの独特なシステム感は今のゲームにもないと感じたので選出しました。

良かった点

RPG、アドベンチャー、シミュレーションの融合力に脱帽

多種類のジャンルを盛り込んだゲームはクソゲーになりがちですが、このゲームは素晴らしいの一言。 テーマも青春、恋愛、戦争を盛り込んでおり、それらをゲーム感を損ねることなく融合させた形が、画期的で独特なシステムに見せているんだと思います。

戦争とのかかわり方の自由度の高さ、人間関係の自由度の高さ

戦争といっても職種が複数ある。パイロットになってもいいし、司令になってもいい。もしくは整備係として戦争に行かなくてもいい。 NPCの行動も毎回違うため、前回のプレイの時とは違う人と友達になったり恋人になったりして会話も異なってきます。 何回やっても飽きないため、20年近く経った今でもプレイされる方がいます。

気になる点

テンポがややスローテンポ

テンポが遅めに感じてしまいます。気持ち早送りしたくなるほど。久々にやったら移動がかったるく感じました。面倒くささを感じる人には不向きな印象があります。


ザ・ゲームメーカー

1998年にアクセラから発売されたゲーム会社経営シミュレーション。同類のゲームを4,5本やってますが、これを超えるゲームは未だに見つからないので選出しました。 検索エンジンでヒットしにくいタイトルのせいなのか、知名度が低すぎるのが残念なところ。経営シミュレーション好きなら、一回やってみても損しないとゲームだと思います。(価格的にも)

良かった点

ゲーム作るまでの流れが楽しい。

最初にどのようなゲームを作るのかを決めて、その後チーム編成を行う。仕様書配布し、メンバーの個性を加味しながら作業を分担していく。 作業中も寝てないか監視したり、出来上がったものをレビューしたりと、暇にさせないような作りとなっている。 作業しているメンバーをついつい応援したくなっちゃいます。

個性的なキャラクターとストーリーが楽しい。

ストーリー仕立てのイベントが随所に挟み込まれており飽きにくい作りになっている。 大型助っ人登場のイベントがメインで、後半は品質の高いゲームを続々リリースする楽しさが味わえます。

気になる点

イベントをやりきってしまうと作業ゲーになりつつある。

これは、シミュレーションゲームあるあるです。そこまでたどり着くまででも十分なボリューム量なので、辞め時なのかもしれません。

amazonの中古で400円弱

お薦めしてるゲームの中で断トツに安いのではないでしょうか。


バーガーバーガー

1997年にギャップスから発売されたハンバーガーショップ経営シミュレーションゲーム。 後発の同類のゲームはクソゲーが多い。くだらないと思えるシナリオを本気で作って傑作となった印象がある。 ライバルと競争しながら、100店舗を達成するのが目標。破産のゲームオーバーでやり直しながら攻略していこう。

良かった点

オリジナルのハンバーガーを作って評価を見る楽しさ

素材を集めてオリジナルバーガーを作り、客からの評価をもらうのが醍醐味。 洒落で作ったハンバーガーが全く売れず、あまりにも売れな過ぎて笑ってしまうようなことも多々あります。

イベントで素材を集め、新たなハンバーガーを作りたくなる楽しさ。

様々なイベントが仕込まれており、そのイベントから素材を手に入れることができる。その素材を使ったハンバーガーを考えるのがまた楽しい。そしてまた素材が欲しくなるという循環が生まれる。

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